寝違え

寝違え

朝起きたら「えっ!?首が痛くて動かせない」とびっくり!でも、決して首をもんではいけません。寝違えの原因は首にはありません。

「こむら返り」にも同じ事が言えますが、身体の状態が悪いときに起こりやすく、原因がそこにあるわけではありません。悪い寝方で、ある部分が強く緊張をしてしまって症状が出るのですが、悪い寝方になってしまう原因があるのです。

就寝時は身体を休めているから身体が悪くなることはないと感じますが、寝返りが充分に打てていない状態では同じ姿勢の固定が起こり、かえって身体は緊張してしまいます。

メディカルイラスト図鑑より引用

当院の整体術

鎖骨と肩甲骨 付帯する筋肉

首のどの部分が痛いのか?どの方向に動かせないのか?左右差などを見て寝違えの状態とどこにストレスがかかっているかを判別します寝違えの状態によってポイントは変わりますが、大きな要因としては肋間の硬直、鎖骨・肩甲骨の硬化が原因です脇腹を伸ばし、緊張をほぐして鎖骨と肩甲骨の動きを取り戻すと楽になっていきます。

可動域を失ってしまっている状態に対しては、ストレスを感じている部分を触診によって判定し、その部分の緊張がとれるように筋膜調整をします。特に、筋肉の留めをつくると動かしやすくなる部分を探し、動かしてもらうことによって頸椎・胸椎との連携を正していきます。また、効果のあるストレッチをお伝えして予後の改善に努めていただきます。

手首やアキレス腱へのアプローチでも改善することがあり、身体の不調というのは様々な原因で起こりうるということを改めて感じさせられます。

 

team Lab Bodyより 鎖骨と肩甲骨の関節 付帯する筋肉(中層)

痛みの正体は血液循環の不良

痛みの悪循環

元来、痛みを感じるというのは生きていく上で有用な機能です。身体にとって危険な刺激に対して感覚神経を通じて脳に情報を出すことにより、痛みを回避する行動をとります(オレンジの矢印)。

しかし、不要な痛みもあります。その一つが慢性痛などの不快な痛みの継続です。青い矢印のサイクルで示されるように、痛みの原因がない状態で、悪循環が引き起こされて痛みが継続する場合があるのです。

感覚神経からの情報を受けて運動神経、交感神経ともに興奮をします。そうすると筋肉の緊張が起こり、血管が収縮します。これらはともに血液循環の減少を招きます。血液量が減れば酸素の供給量が減りますので、各細胞は息苦しくなるわけです。そのため、何とか血管を広げて血液の量を増やそうとする働きが起こりますが、これが炎症になっていくわけです。また、炎症反応では、痛みを感じる物質、痛みを増強させる物質が発生しますので、炎症が起こると痛みを感じるようになるのです。

そして、炎症による痛みが元になり、感覚神経を刺激して再び痛みの悪循環がつくられます。これが慢性痛の起こる1つの要素です。

メディカルフリーイラスト図鑑より引用

筋肉は縮んでも伸ばされても緊張する

筋肉の緊張

「痛みの考えかた」南江堂より引用

同じ姿勢を続けていると痛みが増強します。ずっと下を向いていれば首が痛くなりますし、イスに座って長時間デスクワークをしていると腰が痛くなります(aのパターン)。また、同じ動作の繰り返しでも痛みが発生します。重いものを持ったり鍬で作業をしたり、様々な力仕事がこれにあたります(bのパターン)。

簡単にまとめるとこのようになります。

筋緊張

なぜ筋肉が緊張するのか?

筋肉は伸ばされると切れないようにとっさに縮む性質があります。この反応の鍵を握るのが筋肉内にある「筋紡錘」と「ゴルジ腱紡錘」という2つのセンサーです。筋紡錘は筋肉の長さを感知し、ゴルジ腱紡錘は筋肉の張力を感知して脳に知らせます。一定の長さや張力がかかると脳に情報が送られ、すぐさま運動神経を通じて「縮め!」の命令が下ります。これを伸張反射と呼びます。このときに伸ばしている力と縮もうとする力の膠着状態が出来ます。腕相撲でお互いの力が拮抗して動かない状態に似ています。これがずっと続くと痛くなるし、こってくることがイメージできると思います。

伸張反射により筋肉が収縮しようとしているのに短くならないと緊張が高まります。筋紡錘・ゴルジ腱紡錘からの信号が多くなるとこの状態が強くなってしまうのです。

筋紡錘

筋紡錘の図 「痛みの考えかた」南江堂より引用

急性痛にも慢性痛にも効果のある整体術

奉身塾での学びの様子

今までたくさんの療法を学び、たくさんの方のお身体を診させて頂いて、症状に応じた様々な整体を行うことができるようになりました。

急性痛には主に「腱引き」「古武術活法」を用い、慢性痛には「健昴会整体術」「JPR協会の筋膜調整」「ストレッチ法」、パフォーマンスの向上に「奉身塾」の身体調整法を用いるなど、その時のお身体の状態に合わせて最も効果の出る施術を行っておりますそのため、あらゆる症状に効果が出る整体法となっております。(写真は「奉身塾」での学びの様子です)

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